Let Me See Magazine

これからのまなざし

Photo: Mitsuyuki Nakajima

デザイナーとして、25年ほどさまざまなクライアントとものづくりを経験してきました。

新しいクライアントとご一緒させてもらうたびに、あらたな商品やサービスに出会い、そこで働く方々とコミュニケートし、技術や作法に触れることで、私自身もあらたな視座を手に入れていく感覚がありました。

デザインをするうえで、常に直感と客観のバランスを意識してきました。それはものごとをどのように見るか、ということなのではないかと近年感じるようになりました。

デザインや仕事に限らず、日々生活をするなかで、どのように世界を見るかということ。そこにこれまで出会った方々から得た視点が加わり、年々視野が広がる感覚があります。同時にそれはあらゆる人に、その人独自の視点があるということだとも言えるとおもいます。

どちらかに偏るでもなく、両面(あるいは多面)があることを意識しつつ、ニュートラルな状態で世界を見ること。そういった「まなざし」がこの雑誌のテーマです。

ものをつくる人、考える人、見つめる人。さまざまな「まなざし」に出会うことができる雑誌です。

発刊準備号として、Let Me See Magazine 創刊準備0号を制作中です。

フォームよりご登録いただければ、完成次第お送りしますのでぜひご登録ください。

感想を聞かせていただきたいですし、興味があるよという方は雑誌にもさまざまな形で加わっていただければ、こんなに楽しみなことはありません。

スローでスモールなメディアであることは違いありませんが、一冊でも多くお届けすることができれば幸いです。